日本統一32から続く、丸神会の警察を使った頂上作戦編は本作がラスト。前作日本統一33では川谷や田村が逮捕されるなど大ピンチの侠和会でしたが、本作で氷室が最後の手段に手を出して解決に導きます。
丸神会の方では、武闘派の辰巳が大暴れして、侠和会どころか丸神会でも手に負えない厄介な人物になっていく始末。
またこれまで長らく登場し続けた重要な人物が一人死に、一方で別の人物が久しぶりに登場するエピソードでもあり、物語が大きく動く内容となっています。
頂上作戦編は、氷室と丸神会の知恵比べのようなもの。単なる武力衝突ではないために、話が難解でイマイチ内容がつかめない人も多いはず。そこで今回も本作の重要なポイントにしぼってあらすじを解りやすく解説いたします!
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「日本統一34」あらすじを解説
辰巳の暴走
丸神会の辰巳は、三田会長に心酔する武闘派。日本統一32で侠和会の権田陵一が三田会長を襲撃した事を強く恨んでおり、暴走して極山会の河本をヒットマンとして飛ばし、植木と平川を襲撃。植木は重症を負って意識不明の重体となってしまいます。
この事は侠和会で問題となりますが、丸神会も頂上作戦で世話になっている樋口議員から「暴力沙汰は困る」といわれているため、頭を抱えます。そもそも河本は別の幹部(小野寺)の子分であり、辰巳は嘘をついて指示ていました。
そんな折に、侠和会側(氷室と平川)から、話し合いがしたいという申し出が丸神会に届きます。
「これは休戦協定の願い出では?今協定を結ぶなら自分たちが有利だ!」と考えた丸神会の執行部を指揮する沖田は、辰巳や菊村に暴れられ続けては、話し合いも出来ないと考え、会合のことは二人には秘密にすると決め、辰巳を抑えてもらうよう、三田会長に直接お願いをしにいきます。
氷室の作戦
氷室の目的は、頂上作戦を止めさせて、川谷会長や田村達を釈放させることです。そこで前作(日本統一33)より、次期総裁選で、丸神会の縁の深い関根(現総裁)の対立候補である石田に勝ってもらい、石田のコネで形勢を逆転させようとしています。
しかし、石田が総裁選で勝つ確率は100%とはいえないため、氷室は石田が負けた場合に備えて「最後の手段」を用意していると言います。侠和会の幹部は最後の手段の内容を聞きたがりますが、氷室は「俺を信じてくれ」と言って、秘密にします。
氷室は最後の手段の下準備として、丸神会の内部を引っ掻き回して混乱させようと企みます。また同時進行で丸神会に属する海部に金になる美味い話をもちかけ、侠和会に寝返るように仕向けます。
海部は、日本統一28~29で描かれていた北陸編に登場した極道で、金のことしか考えていない性根のくさった人物ですが、氷室は金次第でコントロールできる与しやすい相手と考えています。
侠和会と丸神会の会合
侠和会からは氷室と平川、丸神会からは沖田と小野寺(極山会会長)が出席し、青森襲撃の件で話し合いが始まります。
丸神会側は優位な休戦協定の締結をもくろんでいますが、氷室は「休戦協定を結んでも良い。」と言いつつも実際はそのような事は考えておらず、丸神会を混乱させるための作戦の一部としてみています。
氷室は事前に辰巳と菊村に会合の件をリークしており、「会合など反対!」と考える辰巳と菊村が途中で乗り込んできて大暴れ。「このような状態では話し合いになりませんね」「辰巳を抑えてもらわない事には休戦できません」と言い、氷室達は帰ってしまいます。
話を丸く収めようとしていた丸神会にとっては、せっかくのチャンスを辰巳と菊村に潰されたと考えており、執行部内では、「辰巳と菊村が邪魔だ!」「会から除名すべき!」という声が強くなります。
沖田は、三田会長に「辰巳を除名してくれ」と頼みに行きますが、辰巳を可愛がる見た会長は拒否。現状としては辰巳をかばうのは三田会長だけとなります。
一方、辰巳と菊村は、「沖田と氷室が裏で繋がっているのでは?」と疑うようになり、大きな溝を作っていきます。
総裁選の雲行きと陵一の最後
世間では関根派の再選は難しいという流れになり、石田当選を願う氷室や川谷の妻は大喜びします。しかし権田陵一が入院中の病院で立てこもり事件を起こしてしまいます。
沖田の息がかかった汚職警官が病院内で陵一に襲いかかり、「川谷の命令で三田を襲った」と言わせようとしたため、陵一が身を守るために警察官の一人を人質にとって立てこもる羽目になってしまったというのが真相です。
陵一は、このままではいずれ自分の行いが川谷の命令だった事になってしまうと悟り、死を覚悟します。そして民衆に「自分の独断で三田を襲った」「丸神会は政治家と警察官とグルになっている」と叫び、最後は汚職警官に射殺されてしまいます。
この事件により世間の侠和会にたいする風当たりが強くなり、そうしている間に沖田の裏工作で総裁選では関根が逆転し再選してしまいます。
侠和会にとっては大きな痛手ですが、丸神会の三田会長も政治家を使ったり、汚職警官に襲わせたりという今回の顛末に後悔し始めます。
氷室の最後の手段
総裁選で石田が負けてしまったので、氷室はついに「最後の手段」に手を出します。
話し合いがしたいといって誘い出した三田会長を拉致し、氷室と見た会長の二人だけの話し合いが始まります。三田が拉致されたことで丸神会は大混乱に陥りますが、最後の手段の全貌を知らない侠和会の幹部達も大慌てになります。
まず氷室は三田に、自分の夢を語り始めます。「日本の極道を統一して、抗争のない世の中を目指している」と熱く語りますが、三田はそんな事は無理、空論に過ぎないと突っぱねます。
次に氷室は「頂上作戦を止めて欲しい。政治家や警察など使わず、力と力でぶつかり合って雌雄を決したい。」とお願いしますが、これも三田は拒否します。
三田はどんなお願いも聞くつもりはない。脅しにも乗らないから、殺すつもりならさっさと殺せの一点張りです。
しかし二人の会話から数時間後、丸神会の幹部の元に1枚のDVDが届きます。そこに映っている三田会長は「頂上作戦を直ちに中止し、侠和会の幹部を釈放させろ」「丸神会VS侠和会は力と力のぶつかり合いで雌雄を決するつもりだ!」と発言しており、丸神会の幹部は指示通りに川谷や田村など、侠和会の幹部達を釈放させます。
最後の手段の真相
丸神会の幹部が三田を迎えに行くと、三田は「頂上作戦の中止など命令していない!」と言います。
実はDVDの内容は、侠和会が抱える編集のプロ村石とおる(村西とおるのパロディ)が三田の発言を編集し、「侠和会の幹部を釈放させろ」と言っているように作り変えた偽物でした。
この事実に丸神会の幹部は激昂し、今一度頂上作戦を再開させ、川谷達を逮捕すべきだと口々に言いますが、三田は「今更そんな格好悪いことできるか」と頂上作戦の完全中止を決めます。
三田は政治家に頼ったが故の軋轢、汚職警官を使った汚いやり口に仁義なしという思いがあり、懲りている様子。かくして川谷や田村は復帰し、侠和会は大きな難局を乗り越えます。
一方、入院中だが回復の見込みがたった植木と、見舞いに来ていた平川の元に、車に引かれて侠和会の執行部から離れていたはずの馬場が訪れます。(ここで幕落ち)
「日本統一34」登場人物
氷室蓮司
【侠和会】若頭・龍政会会長
氷室は日本統一シリーズの主人公ともいうべき人物。知略にたけた頭脳派ですが、実は喧嘩も強く、本気をだせば田村より強いと田村自身が語っています。
本作では川谷や田村を釈放すべく、三田を拉致するという大胆な手にでました。
川谷を復帰させた事で、若頭としての手腕が更に認められるようになります。
田村 悠人
【侠和会】若頭補佐・大阪ブロック長
田村は氷室に続く準主役の人物。喧嘩っ早く単純ですが仲間には情が厚く、頼れる兄貴分です。氷室がキレた時に抑えられるのは田村だけで、場合によっては田村のほうがずっと冷静です。
わりと刹那的な考えをしており、地位や名声には殆ど興味なし。氷室や川谷、仲間が楽しく生きられればそれでいいと考えているようです。
前作で逮捕されてしまったお陰で、本作では殆ど出番なし。終盤に釈放され、大変な時期に何もできなかったと項垂れます。
川谷 雄一
【侠和会】会長
川谷は、侠和会の3代目会長。日本統一1作目では侠和会内の山崎組若頭という立場でしたが、どんどんと出世しトップになりました。
日本統一32で逮捕されていましたが、本作でやっと釈放。侠和会は力を取り戻します。
●中島 勇気
【侠和会】中島組組長・四国ブロック長
中島は、氷室に従う部下の一人。氷室と田村からの信頼も厚く、彼自身も忠義に厚い人物です。
派手に手柄を上げるタイプではありませんが、独断専行するようなこともなく、サポート力抜群です。
氷室チームの中ではバランスの取れた人物で、知恵も戦闘力もそこそこあり、事あるごとに氷室から指令をうけては忠実にこなしていきます。
● 川上 章介
【侠和会】山崎組若頭補佐
川上は中島と同じく、氷室と田村をずっとサポートし続けてきた人物。一度は刑務所にお世話になったこともありますが、復帰後も前と変わらず支え続けています。
氷室も「いつも損な役回りをおしつけてしまう」と語っていますが、本人は気にしておらず、氷室と田村のために身を粉にして働く、縁の下の力持ちです。
本作でも氷室の「最後の手段」の内容をしる数少ない人物の一人で、かなり信頼されています。
●坂口 丈治
【侠和会】山崎組 四代目組長
坂口 丈治は川谷の実子。現在は山崎組組長という立場にあります。登場当初はただのチンピラのような性格でしたが、氷室や田村に触れて成長、いまではりっぱな極道となっています。
侠和会の初代会長の実子、権田 陵一とは良いライバル関係で、お互いに意識しあい、どちらが先に出世するか争っている節もありましたが、現在では良き親友でした。
本作で陵一が殺されてしまった事でひどく落ち込み、同時に彼の分まで前に進んでいこうと決心した様子です。
●大成 虎雄
【侠和会】川谷組幹部
田村からは「虎」と呼ばれている田村の子分。氷室に懐いていないわけではないが、どちらかといえば田村にべったり。
田村をもう少し可愛く、かつお馬鹿さんにしたような性格で、粗暴な部分もあるが情に厚く、人情沙汰には弱い様子。
武闘派で田村と一緒に戦うことが多い印象で、何気に戦闘時の反応は早く、田村の良いフォロー役となっています。
権田 陵一
【侠和会】山崎組若頭補佐
権田 陵一は初代侠和会の初代会長の実子。乱暴でお調子者だが、やるときはやる人物。人情味もあるが、わりと突っ走ってしまいがち。登場当初は、丈治の初登場時に輪をかけて不遜な調子でした。
丈治とは似た者同士(お互いに父が侠和会の会長)であり、ライバル視していた時期もありましたが現在では親友でした。
怒りに任せて丸神会の会長を襲った挙げ句逮捕、本作では汚職警官の執拗な取締に「このままでは会に迷惑がかかる」と悟り、死を選んでしまいます。
●土岐 匡平
【侠和会】幹部・北陸ブロック長
土岐は若頭補佐で、氷室を支えている人物。言動が荒く好戦的にも見えますが、一線をわきまえており、勝手な行動は取らないタイプ。
前作で丸神会の菊村を抑えるために小指を切っており、菊村に対する恨みを溜め込んでいます。
●林田 洋二
【侠和会】若頭補佐・至誠会会長
林田は黒木の後をついで、前作から至誠会(九州)の会長に就任。
部下や兄貴分のことを熱く想っている人物であり、氷室に対する忠誠心もかなり高い方です。
平川 進
【侠和会】幹部
平川は、もともと東北に居を構えていた的屋系の極道でした。わりと好戦的でイケイケなタイプですが考えなしに動くタイプでもなく、周囲からの信頼は厚い人物です。
丸神会の頂上作戦のせいで逮捕されていましたが、前作のラストで釈放されました。
氷室のことを尊敬はしているようですが、的屋系の極道としてのプライドが高いため、いざとなったら会を止めても良いとおもっているようです。
植木 尚人
【侠和会】幹部
植木は刑務所時代に氷室と兄弟分の杯を交わした仲で、的屋系の極道です。わりと穏健派でモラルも持った人物であり、平川とは意見が合わないこともあるようですが、仲は良い様子。
前作のラストで、極山会系の河本に撃たれてしまい重症を負ってしまいますが、本作の最後に意識を取り戻します。
馬場 伊左雄
【侠和会】若頭補佐(?)
馬場は執行部でも大きな力を持つ人物でしたが、野心が強いあまりに氷室や川谷に危険視されていました。
このまま功績を貯めて、ゆくゆくは若頭や会長にと夢を抱いたところで、氷室の手により事故にみせかけて車に轢かれてしまい、執行部から離れていました。
前回の登場時では生死不明でしたが、今作で驚きの復帰。片足が動かなくなってしまっている様子です。
三田 太源
【丸神連合】ニ代目会長
三田は丸神会を統べる会長。熟考に熟考を重ねて行動するタイプで、衝動的な行動を嫌う。会の事を第一に考えており、己の身可愛さに行動することはない様子。
丸神会存続のためには、汚い作戦もいとわず、本作では警察のコネをつかって侠和会の幹部を次々と逮捕させる作戦に出ます。
しかし本作で、頂上作戦(政治家や警察をつかった作戦)のデメリットに辟易としてしまい、懲りてしまった様子。
●沖田 学
【丸神連合】幹事長
沖田は、丸神会のNo2ともいうべき人物。三田の指示通りに動いており、時に冷徹な判断もできます。
前作に続き、本作でも三田が不在となっており、丸神会の実権を握っていますが、菊村や辰巳など言うことを聞かない幹部二頭を悩ませています。
小野寺 和昌
【丸神連合】理事長補佐・極山会ニ代目会長
東北の的屋系極道をまとめる極山会の2代目理事長。平川や植木とは馴染みのある人物。
辰巳が勝手に自分の部下を煽って、平川と植木を襲わせたことに苛立っており、辰巳は除名すべきとすら考えています。
●菊村 重政
【丸神連合】幹部・鶴見組組長
菊村は鶴見組のNo2ともいうべき人物だったようですが、鶴見が死んだことで、鶴見組を受け継ぎ、組長となって幹部入りします。
鶴見と同じくかなりの武闘派でイケイケなタイプであり、鶴見を殺した権田や侠和会に復讐したくて仕方がありません。
普段は冷静なようですが、血が登ったときは獣のような顔をします。
辰巳 龍三
【丸神連合】三田組 幹部
三田組に所属している武闘派で、三田会長に心酔している人物。
三田会長が権田により殺されかけたことに怒りが抑えきれておらず、三田を思うがばかりに、彼が願う頂上作戦を無視して、武力で侠和会を押さえつけようと考えています。
本作では氷室により三田会長が拉致されてしまい、怒りは臨界点に。
●海部 真一郎
【丸神連合】福井・我尊会会長
海部は、福井を治める極道の一人。自分の損得を優先するばかりで、人情や武力などは一切もっていない根性なしです。
棟方が死亡した後は、鶴見組の杯をうけており、は菊村(2代目鶴見組)と改めて杯を交わします。
しかし本作では、氷室の懐柔策で金に目がくらみ、侠和会に寝返る腹づもりとなります。
●美南
【一般人】川谷の妻
美南は、元々は小料理屋の女将でしたが、現在は川谷の妻となっています。
逮捕されてしまった川谷を心配して差し入れなどをしながら、彼の帰りを待っていました。
本作で川谷が復帰したことで大喜び。
●山上
【一般人】弁護士
山上は侠和会の顧問弁護士であり、逮捕されてしまった川谷や権田などの状況を探っていました。
侠和会が刑事事件などで悩まされたときには再登場するかもしれません。
●樋口 敬造
【一般人】政治家
丸神会と癒着の深い民衆党の幹事長。厄介事があると丸神会の力を使おうとする欲の深い人物です。
頂上作戦においては彼の力も大きく、丸神会にとっては大きな力の一つ。しかしあまりに欲深いため、三田会長はあまり信用していません。
●荒巻 大助
【一般人】政治家
丸神会と癒着の深い民衆党の代議士。特殊な性癖をもっており丸神会に弱みを握られています。
警察に対する影響力も大きく、頂上作戦に大きく関わっています。
丸神会の言う事なら何でも聞かざるを得ない立場でしたが、丸神会に影響力の強い樋口に取り入り、少し態度が大きくなってきました。
この態度の変化には沖田も苛立ちを感じており、再度脅される可能性が高そうです。
●石田 茂雄
【一般人】政治家
次期総裁選で関根の対抗馬となっている人物。
氷室は彼を当選させようとサポートをしており、見返りに頂上作戦の中止を約束していましたが、結局は落選します。
●関根
【一般人】政治家・首相
関根は現首相で、次期総裁選で再当選を狙っていた人物。樋口や荒巻は関根派に属しています。
本作で総裁選で再当選し、現役続行となります。
●村石 とおる
【一般人】
「村西とおる」をオマージュしたような人物で、映像機器のプロ。
本作では氷室の「最後の手段」に手を貸し、三田会長のDVDに細工を施しました。
「ナイスですね!」が口癖。
●河本 慎吾
【丸神会】極山会みちのく一家 総長補佐
丸神会所属で極山会みちのく一家の総長補佐を担う人物。
前作のラストでは、平川と植木を遅い、植木に重症を負わせており、平川や植木と敵対しています。
●塚原 康雄
【侠和会】進友会 理事
侠和会の進友会理事で、河本とは古い仲。
河本が侠和会を襲撃したことで、彼の怒りも溜まっている様子です。
本作ではセリフが殆どありませんが、時折顔を見せているので、次回作では活躍するかも。
●土井 潔
【侠和会】進友会 理事長
侠和会の進友会理事長で塚原の兄貴分。塚原と同じく、本作ではあまりセリフがありませんが、時折顔を見せています。
●青森の刑事【NEW】
【警察】刑事(画像左)
青森を管轄とする刑事で、極道にたいしては横暴な態度をとる刑事。「青森で騒動を起こしたら侠和会のせいにする!」と平川や氷室を脅してきます。
●汚職警官のコンビ
【警察】刑事
丸神会のコネで動く汚職警官の二人組。権田を拷問して「丸神会の三田会長を襲撃したのは川谷の支持」と虚偽の証言を取ろうとします。
最後には病院にたてこもった権田を銃殺してしまいます。
まとめ
ポイント
- 頂上作戦編は本作で完結。
- 大怪我をおったはずの馬場が復帰したことで、日本統一35で新たな展開がありそう。
- 辰巳と菊村の怒りは膨れ上がる一方。特に三田を拉致したことで辰巳の怒りは臨界点に達したかも。
頂上作戦は本作で完結しましたが、最後に馬場が登場したことで、日本統一35で新たな事件がおこりそうな予感です。
馬場は氷室の手で事故を装って車に轢かれているので、真相を知っているのなら大問題、知らなくても知ってしまったら大惨事です。
一方辰巳と菊村の怒りは、溜まっていく一方。特に辰巳は権田の三田襲撃事件でも怒り心頭だったのに、今作では拉致までされているので、今後はさらに手がつけられなくなりそう。
もしかしたら辰巳と菊村のせいで、丸神会内でまた大きな内輪もめが始まるかもしれません。
次回の内容はこちら↓
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【日本統一35】あらすじ・ネタバレ結末!青森のドンが的屋魂を魅せる!