日本統一18

【日本統一18】あらすじ・ネタバレ結末!九州で跡目争い勃発

日本統一18は、前作に引き続き侠和会と西日本睦会の争いが描かれていますが、今度は舞台が九州に移ります。九州では、侠和会の先代会長権田との親交が深い至誠会において、跡目争いがおきており、博多派と熊本派で揉めています。

また、長らく語られてきた侠和会VS西日本睦会の争いも最終局面へと突入。双方が喉元に刃を突き付ける勢いで激しい闘いに発展します!

一方丸神連合の方では、連合合併に尽力した秋元が逮捕されてしまった上、会長の代替わりが始まり、丸打組系と水神会系で揉め始めます。

九州編が始まる本作は、日本統一19や日本統一20を楽しむ上でも重要なエピソードです。そこで本作でよくわからない点があった人、視聴したが忘れてしまった人のために、重要なポイントに絞って内容をご説明いたします!

「日本統一18」あらすじ

丸神連合の再編

<役職リスト>

役職 名前
会長 三田 太源
理事長 沖田 学
副会長 キヨヤス・ケンゴ
幹事長 秋元 照政(勾留中)
理事長補佐 棟方 龍治(服役中)
理事長補佐 鶴見 憲吾
理事長補佐 苗村 志郎
理事長補佐 タケノ・タダノブ
幹事長補佐 サイトウ・リュウジ
幹事長補佐 ワタライ・シンジ
幹事長補佐 梨本
事務局長 若宮 猛

丸神連合では、会長の瀧島会長が引退を表明、会長自ら次期会長を三田に指名します。構造としては三田会長の元で盃直しをして、丸神連合を完全に合併させたいという願いがあります。

ただ、水神系の鶴見と苗村は「なぜ、丸打系の三田が会長の時に盃直しするのか」と不満があります。特に鶴見の不満は大きく、首を縦に振らず、今後の身内争いでの火種となっていきます。

本来、丸神連合発足に尽力した秋元がいれば、もう少し丸く収まったのでしょうが、彼が再逮捕され、収監確実となってしまったことで、収拾がむずかしくなっています。

一方今回の人事で理事長補佐の一人として任命されている新キャラクターの棟方 龍治は現在服役中ですが、侠和会にとっても非常に重要な人物で、後々のエピソードで登場します。

西日本睦会の策略

西日本睦会の執行部において最大の問題は「侠和会とどう渡り合うか」です。好戦的な会長の福本は、戦う気満々ですが、本来西日本睦会は「侠和会に襲われないための集まり」であり、殆どの幹部はあまりいい顔をしていません。

しかし福本は氷室さえ殺してしまえば、侠和会の勢いも収まり、西日本睦会が一致団結して戦えると思っています。

そこで腹心の原木に氷室暗殺を指示し、原木の暗殺部隊が動き出します。

工藤組の遺恨

前作で謹慎処分となった財前ですが、工藤会長の計らいにより謹慎処分が解けます。しかし財前は全く懲りておらず、山崎組や氷室の台頭に怒りを積もらせるばかり。

財前の親である渡部は、財前をなだめようとしますが、内心少しは不満に感じている様子です。

財前達の考え方は「会長が工藤である以上、工藤組が本流なのに、なぜ山崎組が勢力を伸ばしているのか」ということ。本来であれば工藤直属の子分である渡部は出世コースにいるはずなのに、どんどん外れていっています。

九州の跡目争いの真相

九州では五代目至誠会会長の川端が引退し、六代目として博多出身の宮島が会長に就任しました。

至誠会は初代が博多の極道で理事長が熊本の極道、二代目は熊本の極道が会長にという流れがあり、三代目は博多、四代目は熊本、五代目は博多…と交互に会長を選出する決まりがあります。

この流れで行くと六代目は熊本から会長を出すはずなのですが、博多の宮島が勝手に会長として引き継いでしまい、跡目争いが勃発します。

筋で言えば熊本、勢力で言えば博多が勝っており、互いに自分たちの言い分で抗争間近となっています。

跡目争いは侠和会VS西日本睦会の代理戦争

西日本睦会はコネのある博多派に接触し、応援を約束します。そして博多派が見事勝利した暁には、西日本睦会に参加して欲しいと告げます。

福本としては、九州地方の力が西日本睦会に流れれば、侠和会と十分戦えると考えており、どうしても欲しい戦力なのです。

一方、侠和会は熊本派に助けてほしいと打診が入ります。本来であれば熊本から会長が選出されるはずであること、博多には西日本睦会が接触していること、助けを求められている以上、手を貸すのが極道の仁義であることから熊本に付くことを決めます。

ただし侠和会と至誠会は縁が深く、武力で潰してしまうのも筋違いとなるため、博多とは和平交渉を行うことも考えています。

侠和会としても、やはり九州の戦力は無視できず、西日本睦会には渡せないと考えており、九州全土を侠和会の領土にしたいという思惑もあります。

「日本統一18」の登場人物

侠和会メンバー

氷室 蓮司

【侠和会】侠和会若頭補佐

日本統一シリーズの主人公。親友の田村と共に極道入りし、川谷の下で日本統一を目指します。

頭が切れる策士タイプで、仲間内には優しく争いを好まない。ただし敵や気に食わない事にはキレやすく暴力的になる一面もあります。

本作において若頭補佐に就任。年功序列で考えれば若頭である川谷(No.2)との間には馬場や渡部がいますが、身分的にはNo.3の一人となります。(実質はNo.5)

田村 悠人

【侠和会】幹部 山崎組 若頭

日本統一シリーズのもうひとりの主人公。氷室を慕い、共に日本統一を目指しています。川谷の事も尊敬していますが、どちらかといえば全ては氷室のため。

喧嘩っ早く単純な思考回路にみえるが察しが良いし、仲間思いで忠義にも厚い人物。氷室とは逆に芯は落ち着いており、氷室がうろたえたり、キレた時は全力で支えます。

本作より、侠和会の幹部の一員となり、大きな出世となります。

川谷 雄一

【侠和会】若頭 山崎組総長

氷室と田村の命を救い、極道入りさせた張本人。自身の力だけでなく人を見る目もあり、人情味もある根っからの親分肌。

療養中の工藤会長に変わり、侠和会を現在動かしている人物です。

菅谷 謙太

【侠和会】龍征会 会長

氷室の姉の子で、氷室にとっては甥。あまり考えずに突っ走るタイプで、周りに迷惑をかけることもありました。

氷室に心酔しており、氷室のためなら何でも出来ると考えているあたりは、田村と通じるところがあります。

●ニシザワ

【侠和会】龍征会

ニシザワは画像(左)の人物。

健太の下についている人物で、健太を兄貴分賭と慕い、よく一緒に行動しています。

●龍征会幹部

【侠和会】龍征会

ニシザワと同じく、健太の下についている人物で、健太とよく一緒に行動しています。

あまり良くしゃべるタイプではないですが、忠義には厚い様子です。

●小堺 透馬

【侠和会】山崎組 幹部

山崎組の幹部であり、氷室よりは格下の川谷の子分。療養中の工藤会長の世話をするなど、かなり信用されている人物らしく、重用されています。

●工藤 雅信

【侠和会】二代目会長

初代の後をつぎ、日本統一2から侠和会の会長として組を引っ張ってきた人物。

自分の地位名声には固執しておらず、すべては初代の夢である極道界の日本統一のために動いています。

福本の配下のヒットマンに襲われ重症を負い、療養中です。

●渡部 圭太

【侠和会】本部長

工藤組系列の極道で、工藤にとっての腹心。山崎組の台頭で部下の不満がたまる一方で頭を痛めています。

本人も川谷や氷室の台頭には快く思っておらず、少しずつ不満を感じている様子です。

彼の不満は後々に大きな問題となって爆発します。

●中島 勇気

【侠和会】中島組組長

氷室や田村の指示に従う、いわゆる氷室一派の一員。普段は軽快で冗談も言うような気さくな性格ですが、氷室の敵や組の敵に対してはかなり無愛想な人物。

頭の回転はそこまでよくないようですが、空気は読めるタイプ。

兄弟分には丸神連合所属の梨本がおり、意外と顔が広い人物。

●大成 虎雄

【侠和会】川谷組幹部

田村にべったりくっついている武闘派の男で通称「トラ」。かなりの武闘派で頭の方は空っぽな印象。

仲間内での人情話には弱く、女の子にも弱い性格。

●坂口 丈治

【侠和会】山崎組 構成員

川谷の実子で、現在は氷室の下で修行中の身。当初はただの暴れん坊でしたが、極道入りして男を磨き、今では聞き分けも良い若手有力株。

父譲りの度胸の良さを持ち、物怖じすることは殆どない様子。

現在は氷室直属の子分となっており、出世街道に乗っています。

●財前 直也

【侠和会】工藤組幹部

工藤組系列で渡部の部下にあたる人物。思慮が浅く、出世欲も強いために、氷室を敵視しています。

工藤会長が己の保身よりも「侠和会による日本統一」を夢に掲げている事を考えると、不忠の輩とも言えるでしょう。

前作で謹慎処分となり、本作で解除されますが、全く懲りておらず、山崎組に対抗心を燃やしています。

●馬場 伊左雄

【侠和会】若頭補佐

馬場は侠和会のNo3の位置にいる重鎮。野心家で単純そうに見えますが、実は懐の深いところもあり、1世代前の極道を地でいく男といった印象です。

会長やNo2である川谷の心づもりを理解して行動しています。

●木島 一茂

【侠和会】幹部

当初は氷室や田村にとっては兄貴分の位置にいましたが、すっかり追い抜かれてしまい焦りを感じている人物。

山崎派か工藤組派かでいえば、工藤組派に属しており、工藤組が川谷や氷室を恨んでいることを知っています。

根は実直であるものの、周りに流されやすく、いざという時の判断力に多少難があります。

丸神連合

瀧島 彪雄

【丸神連合】元会長

元水神会の会長で、丸神連合の元会長。丸神連合にとっては神の如き存在で、彼の存在で敵であるはずの丸打組と水神会が合併しているとも言えます。

鶴見にとって最も尊敬する人物であり、彼の暴走も瀧島が抑えました。引退後も会への影響力は大きく、しばらく陰ながらサポートしています。

●三田 太源

【丸神連合】ニ代目会長

瀧島の後をつぎ、丸神連合の二代目会長となった人物。元々は丸内組系の極道であり、鶴見は嫌っています。

初代の瀧島曰く「良い男」であり、思慮深い一方、決断力もある様子。時には冷徹とも思える判断も迷わず実行できる人物です。

●沖田 学

【丸神連合】幹事長 

丸神連合の発足には異を唱えていましたが、秋本の説得により考えを改めた人物。元水神会系でしたが、三田が二代目となることにも不満を感じていない様子。

上への忠義には厚い一方で、それ以外の者には高圧的な態度をとりやすい印象。会のためなら身を粉にして働くタイプです。

●キヨヤス ケンゴ【NEW】

(画面左)

  【丸神連合】副会長 

丸神連合の副会長。立場的にはかなり上だが、エピソードは殆どない人物。

ただし、後のエピソードで登場します。

●タケノ タダノブ【NEW】

(画像中央)

【丸神連合】副会長 

丸神連合の理事長補佐で、あまりエピソードのない人物。

今後もあまり出番はありませんが、連合内では執行部の一人となります。

●サイトウ リュウジ【NEW】

【丸神連合】幹事長補佐

梨本や若宮と同じく幹事長補佐の一人。あまりエピソードのない人物。

●ワタライ シンジ【NEW】

【丸神連合】幹事長補佐

ワタライもサイトウと同じく、梨本や若宮と同じく幹事長補佐の一人。あまりエピソードのない人物。

●梨本

【丸神連合】幹事長補佐

丸神連合に所属する幹部クラスの極道。本作で丸神連合の執行部入りを果たし、出世しました。

水神会系列の極道ですが、丸神連合の合併には納得がいっているようで不満はない様子です。

●鶴見 憲吾

【丸神連合】理事長補佐

元水神会系列の極道で、丸内系の三田がニ代目となることには納得していませんでしたが、瀧島の説得により考えを改めます。

喧嘩っ早いが思考も鋭く、田村と氷室を足して2で割ったような人物で、かなりの武闘派です。

●秋本 照政

【丸神連合】幹事長

日本統一1から登場する関東の極道で、現在は秋元組の組長。刑務所時代に氷室と意気投合し、兄弟分の間柄となります。

丸打組と水神会の合併に最も貢献した人物の一人で、彼なしでは合併はなかったと言ってもいいほど。

傑物ですが、またも逮捕されてしまいました。

●若宮 猛

【丸神連合】丸神連合局長

日本統一1から登場している関東の極道。当時は性格の悪いイヤな人間でしたが、心変わりして今では度胸も人情もある立派な男。

秋本不在の間、三田組を支えている人物で氷室とも兄弟分の間柄です。

●奈村 志郎

【丸神連合】理事長補佐

水神会系列で奈村組の組長。己の損得しか頭になく、自分の得になるのであれば、仲間は誰でも良いような人物。

苗村は丸神連合でも次第に問題をおこす人物となっていき、後々のエピソードで大きな事件を引き起こします。

福本 貞夫

【西日本睦会】会長

広島の極道で、氷室には何度も苦渋を舐めさせられており、恨んでいます。どちらかというと思考を重ねて暗躍するタイプで、一言で言うと卑怯な男。

自分の地位や名声のためなら、なんでもする性格で、氷室や工藤を暗殺しようとしますが、いずれも失敗におわっています。

●原木 秀一

【西日本睦会】幹事長

福本の腰巾着であり腹心。彼の指示のもと様々な暗殺計画が実行されましたが、いずれも失敗に終わっています。

器としても福本を一回り小さくしたような人物で傑物とは言えません。

●中川 至道

【西日本睦会】中川組組長

西日本睦会に所属していますが、福本の行動には納得していない人物。暗殺計画なども知りませんでした。

福本の配下に半ば脅される形で、福本を会長の座に上げることに賛成してしまいます。

日本統一16と今作以降では演じている俳優が違うので注意。

●野城 邦夫

【西日本睦会】野城組組長

西日本睦会に所属する極道の一人。本作ではあまり語られていませんが、福本の行動にはあまり納得がいっていないようで、不満をかかえています。

九州ヤクザ

宮島 嘉門【NEW】

【九州・博多】六代目 至誠会会長

五代目が引退したおり、六代目を名乗りでた人物。本来至誠会の会長は博多と九州から交互に選出されるルールがあったにもかかわらず、強引に会長となってしまいました。

そのせいで、熊本の阿蘇一家ともめており、頭を悩ませています。

林田 洋二【NEW】

(画像右)

【九州・博多】至誠会理事長

宮島の元で至誠会の理事長となっている人物。時に短気な宮島を抑えるなど冷静な判断ができる人物。

今後も時折登場し、重要な人物の一人となっていきます。

黒木 元誠【NEW】

(画像左)

【九州・熊本】阿蘇一家総長 

熊本を統べる阿蘇一家の総長で本来は、六代目至誠会会長になる予定だった人物。宮島が強引に六代目となってしまった事を不服におもっており、半期を翻しました。

侠和会がバックアップに入ったことで、力を強め、じりじりと宮島を追い詰めます。

日高 建脇【NEW】

(画像右)

【九州・熊本】霧島一家総長 

黒木を支えている九州極道の一人。物事を客観的に見れる人物で、血気盛んな黒木とは良いコンビになっています。

その他

●アケミ

【一般人】

川谷が務めるバーのママで、川谷の妻。川谷は何度か離婚と結婚をくりかえしているようなので、何度目の妻かは不明ですが、 丈治にとっては義母に当たります。

演じているのは元グラビアアイドルの宮内 知美。

●田村の暗殺部隊の一人(西)

【田村直属の暗殺部隊】

画像中央の人物が西。今後も活躍する田村おかかえの暗殺部隊の一人です。

彼の素性は殆ど語られていませんが、腕は確かな様子。

●田村の暗殺部隊の一人(東?)

【田村直属の暗殺部隊】

田村おかかえの暗殺部隊の一人。本作で名前や通称は明かされていませんが、後々のエピソードで同じ髪型の東(俳優は別)という男が出てくるので、彼の通常は東かもしれません。

●田村の暗殺部隊の一人(南?)

【田村直属の暗殺部隊】

田村おかかえの暗殺部隊の一人。本作で名前や通称は明かされていませんが、後のエピソードで東、西、北が登場するので、通称は南かもしれません。

●新島【NEW】

【原木直属の暗殺部隊】

原木が最も信頼する暗殺者の一人。中津にとっては兄貴分となります。

非常に好戦的で自信たっぷりのベテランのようです。

●中津【NEW】

【原木直属の暗殺部隊】

原木が最も信頼する暗殺者の一人。新島の子分的な立場にいます。

侠和会の幹部を狙う指示に怖気づいており、暗殺者の割にはあまり根性がないタイプ。

まとめ

ポイント

  • 丸神連合が新体制になる
  • 九州の跡目争いは実質、侠和会VS西日本睦会の代理戦争
  • 福本は氷室暗殺に再度動き出す

丸神連合が新体制になったことで、今にも身内争いが起こりそうな雰囲気。侠和会には直接関係がないですが、多くの兄弟分がいる氷室にとっては無視できない状況です。

一方九州地方では、侠和会と西日本睦会の代理戦争がまたも勃発。博多派と熊本派のどちらが勝利するかで、今後の勢力図が大きく変わりそうです。

しかも福本は、またも懲りずに氷室暗殺を考えており、新しいヒットマンを用意。氷室に脅威が迫っています。

 

 

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